ベートーヴェンの交響曲第4番の思い出

2008.05.27.Tue.14:05


明日から3日間、水戸芸術館で水戸室内管弦楽団第72回定期演奏会が行われます。当初は水戸室内管弦楽団音楽顧問の小澤征爾氏が指揮する予定でしたが、「腰椎椎間板ヘルニア」との診断を受け、ドクター・ストップがかかりました。小澤氏は私の母と同じ昭和10年生まれです。若いとは言えないので、やはり大事を取るべきでしょうね。小澤氏が推薦する広上淳一氏が代役として指揮することになりました。プログラムには変更がありません。私が楽しみにしているのは

ベートーヴェン作曲の交響曲 第4番 変ロ長調 作品60

ロベルト・シューマンはこの曲を評して、「2人の北欧神話の巨人(3番と5番のこと)の間にはさまれたギリシアの乙女」という有名な言葉を残しました。ご存知の通り、3番とは「英雄交響曲」、5番は「運命」です。ベートーヴェン中期の「傑作の森」と呼ばれた時代の作品。ベートーヴェンの交響曲の中では比較的地味な曲です。

私が学生の時、カルロス・クライバーが指揮した生演奏を聴いて、そのイメージを払拭してくれたのが、いい思い出です。1986年5月にクライバーがバイエルン国立管弦楽団と来日公演をした時、私は彼のファンだったので、なんとか2回のチケットを苦労して買いました。もう22年も前ですね(苦笑)その時、聞いたベートーヴェンの交響曲第4番の演奏が忘れられません。

きわめて高い緊張感と生命感。流麗で、ダイナミックで、リズムの切れ、ドライブ感がすごかったですね。アウトバーンをポルシェで疾走したかのようです。この曲が「運命」や「英雄」と同じ位、すごいということが分かりました。彼のこの曲の演奏は、ミュンヘンでのライブ盤がオルフェオから出ています。歴史的な名盤です。

先ほど、久しぶりに聴いてみました。今、聴いてもスリリングな演奏です。私の場合、クライバーの演奏に長年しばられている感があります。なかなかクライバー以上の演奏に接することができません。水戸室内管弦楽団の演奏をそれを振り切ってくれるような演奏であることを期待しています。
AUTHOR: 10Kマニア
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IP: 121.116.32.2
DATE: 05/28/2008 01:05:46
はじめまして。
クラシック初心者の10Kマニアと申します。
私は28日(今日)のMCOのチケットをなんとか
1枚入手できました。
残念ながら小澤征爾氏の指揮ではなくなりましたが、
楽しみたいと思ってます。
最終日のチケットをお持ちのようですが、ご感想を
期待しております。
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ドイツには約150校の大学のほかに、美術や調律、音楽などを学ぶための留学もあります。ドイツは、音楽史上に残るような偉大な作曲家・演奏家を多く輩出している国でもあります。また、