私を構成する9枚

2017.12.28.Thu.23:22
昨日、mixiで知り合った方から、「私を構成する9枚」という遊びを教えていただきました。これまで自分が影響を受けたCDを9枚選ぶというシンプルなルールです。ちょうど9枚は3×3になるため、曼荼羅のように並べて写真を撮ります。2×2や4×4というのもアリかもしれませんが、3×3が程よいど思います。ツイッターで“#私を構成する9枚”で検索すると、人それぞれのものが多種多様でてきますね。
私、昨日からずっとその9枚を考えていました。私が聴くそのほとんどがクラシック音楽です。ひとつの曲でも十数種類もっているものがあります。好きな作曲家も9人に絞るのは困難。その中でルールを決めました。作曲家が被らないように選ぶこと、演奏者が被らないように選ぶこと、③交響曲全集、ピアノソナタ全集といった全集系は選ばないことです。単純に好きなCDを9枚並べるのではなく、自分と音楽との向き合い方が透けてみえるようなものにしたいと思いました。選んだのは以下の9枚。

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①~⑨は序列ではありません。でも①は「前奏曲第1巻」、②③は「交響曲第2」「第3」なので、1・2・3と意味ありげに並べてみました。中央の位置の⑤は「9番」で締めました。

①|②|③
④|⑤|⑥
⑦|⑧|⑨

①ドビュッシー|前奏曲集第1巻 ミケランジェリ(p)
②ブラームス|交響曲第2番ヘ長調op73 ジュリーニ指揮ロサンゼルスpo
③ベートーヴェン|交響曲第3番変ホ長調op55 ショルティ指揮ウィーンpo
④モーツァルト|ピアノ協奏曲第23番&26番 グルダ(p)&アーノンクール指揮RCO
⑤マーラー|交響曲第9番ヘ長調 バルビローリ指揮ベルリンpo
⑥シューベルト|即興曲D899&D935 ルプー(p)
⑦バッハ|平均律クラヴィーア リヒテル(p)
⑧J.シュトラウスⅡ世|喜歌劇「こうもり」クライバー指揮バイエルン国立歌劇場
⑨ワーグナー|楽劇「ニーベルングの指輪」クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭
※⑨は13枚BOX。「ニーベルングの指輪」は4つの楽劇から成る大作。しかし4つの楽劇で1曲と考えられていますので悪しからずw。
選んだポイントについて記します。

・作曲家が被らないようにするというのはたいへんでした。実際のところ、ハイドン、シューマン、メンデルスゾーン、ブルックナーが漏れてしまいました。
・一般的に言われている名盤ではなく、私が一生聴き続けたいと思うCD。
・ウィーンpo、ベルリンpo、RCOの三大オケはバランスをとりました。ボランチ!
・好きな曲と敬愛する音楽家という観点からバランスも重要。
・私が生で聴くことが叶わなかった音楽家のCDを買い漁るのは言うまでもありません。聴きたくても聴けない音楽家に対しての渇望が強いのです。特にミケランジェリ、グルダ、ジュリーニ、クナッパーツブッシュ。
・私が生で聴くことができた音楽家で衝撃的だったのはリヒテル、クライバー、ルプーです。その鮮烈な記憶から、彼らのCDも買い漁ってしまうのは自然です。

①ミケランジェリの研ぎ澄まされた冴えた音を生で聴いたらどんな音なのだろうとずっと考えています。いちばん特徴が出ているのはドビュッシーの音楽かな。
②ブラームスの音楽で一番好きなのが交響曲第2番。その美しい旋律を、歌う指揮者ジュリーニが振ったCDが大好きです。
③ベートーヴェンの音楽で一番好きなのが交響曲第3番。ショルティが「指輪」の全曲録音をしている時に録音した「英雄」はワーグナーその人のようです。
④グルダはウィーン子なのに異端児で変人。でもモーツァルトやベートーヴェンを自然体で弾ける稀有の人です。モーツァルトの23番は大好物です。
⑤マラ9は名盤がたくさんあります。私はバルビ節を採りました。はじめてマラ9を聴いたのもこのCDでした。思い出が多い録音です。
⑥ルプーも大好きなピアニスト。はじめて聴いたのは楽聖の時。小さい音がホールの隅々まで行き渡る響きにビックリ。ロシアピアニズムの洗礼はルプーから受けたと言えます。シューベルトは名曲が多いので悩みましたw。
⑦リヒテルのリサイタルは衝撃的でした。真っ暗なホールの中でランプを灯しての演奏。この平均律クラヴィーアは私にとって「ご飯とみそ汁」のようなもの。
⑧クライバーのライブは2回聴けました。熱狂しました。私のクラシック史に残る事件です。「こうもり」序曲と「雷光と雷鳴」はアンコールで演奏されました。クライバーは名盤がたくさんありますが、「こうもり」が一番思い出深いです。
⑨私は決してワグネリアンではありませんが、「指輪」は知らない間にクナ、ショルティ、カラヤン、ハイティンク、ヤノフスキ、サヴァリッシュを買っていた。やはりクナッパーツブッシュが圧倒的に風格があってすばらしい。クナのワーグナー、生で聴いてみたかったなぁ。

以上を総括すると「私を構成する9枚」は
自身のクラシック音楽への渇望と記憶を呼び起こすものから成るようです。
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