2016年に聴いた音楽会ベスト3

2016.12.30.Fri.09:54
今年はクラシックの音楽会へあまり行けませんでしたが、
印象的だった音楽会ベスト3を挙げるなら、

1位:クリスチャン・ツィマルマンのピアノリサイタル@水戸芸術館(1/11)
2位:ペーター・レーゼルのピアノリサイタル@紀尾井ホール(5/11)
3位:エディタ・グルベローヴァのソプラノリサイタル@川口リリア(11/12)
(次点)小菅優の「ピアノ・ソナタ全集」完結記念リサイタル@紀尾井ホール(10/14)

1月に聴いたツィメルマンのオール・シューベルト・プログラムによる演奏は、
感想を言葉に記すことができないくらい素晴らしく、
未だに感想をUPできていません。
ツィメルマンは晩年のD959とD960の演奏を通じて、
「わたしが愛をうたおうと すると、それは悲しみになった。
そこで悲しみをうたおうとすると、それは愛になった。」という
シューベルトの言葉と同期していたように感じれれました。

5月に聴いたペーター・レーゼルのピアノ・リサイタルでは不思議な体験をしました。
モーツァルトの幻想曲KV475とソナタKV457を聴いていた時、
音から芳香のようなイイ匂いを感じたことです。
耳と鼻って、繋がっているのかなw。

11月に聴いたエディタ・グルベローヴァのソプラノ・リサイタルは
69歳とは思えない歌ごえと表現力には、心底ビックリしました。
彼女の音楽家人生50年が凝縮されたかのような音楽会でした。
グルベローヴァは、フィッシャー=ディスカウのような「語り」の境地へ近づいてる。

次点でしたが、小菅優はベートーヴェンの全曲演奏会で大きく成長したピアニストです。
その完結記念のリサイタルは、一夜でベートーヴェンの全貌を感じさせる充実したプログラム。
第1番→第24番 「テレーゼ」→ 「テンペスト」→「ワルトシュタイン」→第32番
内面から自然に出てくる崇高な感情表現が素晴らしい。

その他では、パーヴォ・ヤルヴィがN響を指揮したマーラーの「一千人の交響曲」や
上岡敏之が新日本フィルを指揮したオール・ベートーヴェン・プログラムの演奏会が
印象に残っています。
ヤルヴィはN響を、上岡は新日本フィルを自分の流儀で
いい方向へ変えようとしつつあることが実感できました。

来年もいい音楽を聴けるとイイな。
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