明日はバシュメットのヴィオラと指揮を聴く

2016.06.04.Sat.23:59
明日は水戸室内管弦楽団第96回定期演奏会です。
3月末に聴いた第95回定期の小澤征爾が指揮したベートーヴェンの交響曲第5番、
多数の方々が絶賛していたようですが、私にはそれほどの演奏とは思えなかった。

明日の96回定期は、指揮とヴィオラ独奏にユーリ・バシュメットが登場します。
演目は以下の通り。

♪ハイドン:交響曲 第83番 ト短調 Hob.I-83 〈めんどり〉
♪パガニーニ:ヴィオラと弦楽のための協奏曲 イ短調
   (原曲:ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・ギターのための四重奏曲 第15番)
♪ブルッフ:コル・ニドライ (ヴィオラと弦楽のための)
♪シューベルト:交響曲 第5番 変ロ長調 D485

プログラムをじーっとみていて気が付いたのは、
パガニーニの曲の後に休憩があると仮定すると、
休憩を「鏡」にして前半と後半が対称形になっているようです。
A:古典的な交響曲
B:ヴィオラ独奏を伴う楽曲 とすると

A-B-(鏡・休憩)-B’-A’

という配列が浮かび上がってきます。
これはバシュメットならではの
構成の美学なのかな。

明日のための予習は特にしていませんが、
シューベルトの交響曲 第5番 変ロ長調だけは好きな曲なので
この曲の肝じゃないかと思われる第3楽章を
ウチにあった4種類のCDを聴いてみました。

サヴァリッシュ&ドレスデン・シュターツカペレ盤(1967)
ケルテス&ウィーン・フィル盤(1970)
シュタイン&バンベルク響盤((1986)
グッドマン&ハノーバー・バンド盤(1988)

第3楽章はメヌエットなのに速度はアレグロ・モルトなので
ベートーヴェン風のスケルツォのようにも聴こえてきますが、
曲想はなんとなくモーツァルト風のト短調か…。
上の4つ聴いた中では、
ケルテス盤の明晰で颯爽とした感じも悪くないけれど
ハノーバーバンド盤の疾風怒濤の雰囲気が好きですね。
この交響曲の古典的な様式感から
抜け出ようとしている感じがしました。

ということは、
A-B-(休憩)-B’-C  C:ポスト古典派的な交響曲
になってくれた方がよさそうですねw。

数年前の水戸室内管弦楽団の定期では、
第6番ハ長調を指揮した大野和士、
第8(9)番ハ長調を指揮した準・メルクルが
素晴らしい演奏を聴かせてくれたことを思い出しました。
明日のバシュメットの第5番はどんな演奏になるでしょうか?
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