21年ぶりに食べたホヤ

2016.05.26.Thu.23:20
昨日、宮城県在住の知人Sさんからメールがきました。

私が食べたがっていて「ほやたまご」を
出先で見つけたから送ろうか?という内容です。

私、すぐに「よろしく」とお返事しました。
これは千載一遇のチャンスです。

私が会社員の時、仙台に3年半勤務していました。
この時、宮城県民のソウルフードのホヤの味を覚えました。
しかし余所の土地ではホヤを食べる機会が残念ながらありませんでした。
1995年の阪神淡路大震災やサリン事件が起きた年、
私は本社へ転勤になってしまいました。
だから21年ぶりのホヤということになります。

Sさんからの荷物は今朝9時ごろ配達されました。
はいっていたのは、ホヤたまご、へそほや 蒸しホヤ。
すばらしい!GJ!

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私、ホヤは日本酒とともに食べたいと思い、
夜まで我慢しました。
ワンプレートで盛りつけてみました。
名付けて、ホヤ・プレ

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「海のパイナップル」と呼ばれるホヤの味をどう形容してよいか難しいのですが、
磯の魚介類の味すべてがそこに詰まっているイメージと言ってよいと思います。
甘味、塩味、苦味、酸味、旨味感じられます。
独特の風味や匂いで好き嫌いは分かれるホヤは、
私が住む茨城のソウル・フードの納豆と同じある意味で似ています。
チーズやくさやや鮒ずしなどもそうですが、
匂いに特徴があるものほど美味しいと思っています。
独特の風味をプラスに転じる働きをしてくれるのがお酒だと思います。

私も、そこそこの左党です。
ホヤがいちばん合うのは日本酒だと思っています。
昨年、神戸へ出張した時に買ってきた「福寿」の純米吟醸とともにホヤを楽しみました。
この日本酒は、ノーベル賞晩餐会で出されるものだと友人に訊いて買い求めました。
(実は飲むのを忘れてしました。)
キレがあるのに、芳醇さがあったので、
リーデル社のリースニング用のグラスで少し冷やして飲みました。
オサレでしょw。

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へそホヤは、刺し身風でした。
ホヤの底の部分で、1個にひとつしか取れないそうです。

蒸しホヤは、加熱されることで
旨味がより凝縮された感じでした。

そして断面フェチの私がもっとも喜んだのはホヤたまご。
はじめて食べます。
ホヤでゆで卵が覆われた食べ物です。
見た目は味付け卵のようです。

慎重に切ってみると、ホヤ、卵白、卵黄の
三層構造になっていることが分かります。
キレイな断面ですね。
ホヤとタマゴのコクが相乗したような味。
お酒がすすみました。

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これらのホヤが加工されたのは
311東日本大震災で大きな被害を受けた
宮城県女川町です。

最近、1jヶ月前に起きた熊本地震のために
東北のことがちょっと忘れられているような気がしていました。
復興のボランティアで仙台へ行った時、
震災半年後にみた女川や石巻の被災の様子が忘れられません。
しかしこういう美味しいホヤが売られるぐらいまでに戻ってきたのかと
感慨深く思いました。
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