ベートーヴェンの「運命」いろいろ

2016.03.24.Thu.11:16
明日3/25、1年半ぶりに水戸室内管弦楽団の定期演奏会へ行きます。
2014年秋のホリガー指揮の定期の演奏がガッカリだったので、
水戸芸術館へ行く足が遠のき気味でした。
明日の第95回定期演奏会も当初は行く予定はありませんでしたが、
ある方から、「チケットが1枚あるよ〜」というメールが舞い込み、
そのお誘いにのることにしました。
メインは小澤征爾氏が指揮するベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調op67。
ジャジャッジャ・ジャーン♪の「運命」です。

ここ数日、時間がある時に
私の手持ちの「運命」のCDを聴いています。
ひさびさに聴いたものが多いのですが、
これらのCDをいまの所感を四文字熟語で記しました。
異論反論はあるかもしれませんがご容赦ください。
括弧内の数字は録音された年です。

IMG_1684unmei.jpg

|未来永劫|
フルトヴェングラー&ベルリンpo(1947)

|明晰無比|
セル&クリーブランド管(1955)

|人生讃歌|
フリッチャイ&ベルリンpo(1961)

|快速端正|
レイボヴィッツ&ロイヤルpo(1961)

|泰山自若|
クーベリック&バイエルン放送響(1969)

|豪腕炸裂|
クライバー&ウィーンpo(1974)

|無量無辺|
バーンスタイン&バイエルン放送響(1976アムネスティlive)

|雄大豪壮|
ヨッフム&ロンドン響(1977)

|平穏無事|
カラヤン&ベルリンpo(1982)

|五風十雨|
ハイティンク&コンセルトヘボウ管(1986)

|震天動地|
アーノンクール&ヨーロッパ室内管(1990)

|気宇壮大|
チェリビダッケ&ミュンヘンpo(1992)

|創意工夫|
ガーディナー&オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク(1994)

|知略縦横|
ヤルヴィ&ドイツ・カンマーpo(2006)

|快速重厚|
シャイー&ライプチヒ・ゲバントハウス(2009)

以上の演奏で、今の私の心にいちばん響いたのは
フリッチャイとベルリン・フィルの「運命」です。
第1〜3楽章までは悠然としたゆったりとしたテンポです。
織物の縦の線と横の線の網目がよく見えるような演奏。
しかし第4楽章は一転して超快速。
ロウソクが消える寸前の最後の燃焼のようです。
48歳で亡くなった名指揮者の生き様が
あぶり出しのように浮かび上がります。

このCDのカバー、紺地の無味乾燥なもので、
私は非常に気に入りませんでした。
フリッチャイが振った第九のLPのジャケットは
アメリカの画家ベンシャーンが描いたベートーヴェンの肖像でした。
こっちの方が断然、すばらしいデザインなので、
私が個人的にカスタマイズした思い出深いCDです。

できれば明日の小澤征爾氏の「運命」は楽章間に長々と給水タイムを取らないで
音楽の流れを損なわないような演奏してもらいたいものです。

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