秋のマーラー「復活」祭

2015.09.28.Mon.23:35
復活祭といえば、春のイースターのことですが、
表題にある「復活」祭というのは
マーラー作曲の交響曲第2番ハ短調「復活」のことです。

昨日の日曜は
終日、仕事をしてましたので、
今日は休養日です。
一日中、この「復活」を聴いていました。
だから「復活」祭。

実は今週末、東京でパーヴォ・ヤルヴィがNHK交響楽団の
常任指揮者就任記念の定期演奏会でこの曲を指揮します。
私、聴きに行ってくるのです。
ライブでこの曲を聴くのは、かなり久しぶりです。
2月のN響定期でヤルヴィが振ったマーラーの第1番をFM放送で聴き
たいへんに感銘を受け、2番は絶対に生で聴くと
心に決めていました。

最近の音楽研究者の評価では、
ベートーヴェンの第九に続く第十交響曲は
ブラームスの交響曲第1番がふさわしいという見方が定着している一方で、
マーラーの「復活」は、合唱付きの交響曲という点で
ベートーヴェンの第九を超えるべくつくられた作品と
考えられているようですね
調性のハ短調であることも、
ベートーヴェンの意識している気がします。

私のCDラックには「復活」は9種類ありました。
マーラーの交響曲の中では、
2番の「復活」は、一番の大好物の第9番に次ぐ数です。

①アバド&シカゴ響(1976)
②メータ&ウィーン・フィル(1975)
③ノイマン&チェコ・フィル(1980)
④テンシュテット&ロンドン・フィル(1982)
⑤クーベリック&バイエルン放送響(1982)ライブ盤
⑥ショルティ&シカゴ響(1980)
⑦シノーポリ&フィルハーモニア管(1985)
⑧バーンスタイン&NYフィル(1987)
⑨ヤルヴィ&フランクフルト放送響(2009)

私と「復活」との出会いは、
中1の時、レコード店からもらったレコード・カタログの中に収録されていた
数分間だけの、「復活」最終楽章のフィナーレのコーダのところ、
管弦楽と合唱の強奏の圧倒的盛り上がりにノックアウトされました。
この部分をレコードが擦り切れるくらいよく聴きました。
ベートーヴェンの第九以外で
合唱が使われている交響曲があることをこの曲で知りました。
その時の演奏は、ワルター指揮コロンビア響。

さっそくお年玉で「復活」のLPを買いに行った時、
買い求めたのが、たまたま①の若き日のアバド盤。
今ではCDで聴いています。
悪くない演奏ですが、今、聴くと中庸というか、わりと普通。

学生のころは④や⑧のような
テンシュテットやバーンスタインが指揮した
燃焼性の高いものを好みましたが、
50代に入ると⑤のクーベリックのライブ盤のような
全体的にバランスがよく自然でスケールが大きい演奏が
いいなと思うようになってきました。
この演奏は、指揮者や管弦楽はいたって冷静で
観客が熱狂するタイプの演奏だと思います。
(画像では左下の地味なCDです。)

週末に聴くヤルヴィのCDは
非常に構築的な骨太の演奏で、わりと好きです。
インテンポ気味の演奏なのでそう感じるのでしょうか。
ヤルヴィがどのようにN響を料理してくれるのか
とても楽しみです。

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