FMラジオで吉田秀和さんの話をきいている時に…

2015.08.17.Mon.23:26
1ヶ月前から楽しみにしていた
FM放送の「吉田秀和が語ったベートーベン」は
今日から4日間の放送です。

私が偏愛するベートーベンの音楽について
私が尊敬する音楽評論家の故吉田秀和氏が生前残した音声が
再放送されるということなので聴き逃すわけにはいきません。

初日の「ベートーベンの全体像」の話。
吉田氏は1988年4月10日の「名曲のたのしみ」で
ベートーベンの本質がもっともよく出ている作品として
「序曲“レオノーレ”第3番 作品72」を
バーンスタイン指揮・ウィーンpoの演奏で流したそうです。

その理由として、
この曲のもつダイナニズムや躍動感だけでなく
外から枠をもって押さえつけようとするものに抵抗し、
それを打ち破ろうとする気持ちがある。
これはまさに「解放を求めている音楽」であり、
勝利の凱歌を高らかに歌うぐ姿がそこのある。
後に続くロマン主義の大事なもの
(自分とういものを解放し発展させる)が
ベートーベンの音楽にその萌芽がみられる…
というお話でした。
私は「さすが吉田さん!」と思いながら、
神妙に聞き入っていました。

放送がはじまって30分ほど経って、
吉田さんがピアノ協奏曲第3番の解説をしている時、
いきなり放送が中断し、気象情報が流れてきました。
「神奈川県に竜巻注意警報が出ました!」と。

私、放送が一瞬、途切れて怒った!
神奈川の気象情報を
どうして茨城に流れるの?
中断された時の内容は新たに流れることはなく、
吉田さんの放送は気象警報の後、
淡々と進んでいきました。
聞き取れなかった箇所が気になります。
気を取り直して、
明日以降も熱心に聞こうと思っています。

夜のニュースでは、確かに神奈川県では
ゲリラ豪雨と突風でたいへんだった報道があったので
仕方がないか…。
311大震災の時も、
FMのクラシック番組が中断したし…。

余談ですが、
私が嫌いなことのひとつに
私が音楽などを集中して聴いている時、
なにか外的なものでそれを妨げられることです。

音楽会の演奏中に生じるさまざまなノイズはその典型。
携帯電話の音、ビニル袋、キャンディをなめるカサカサ音、
演奏の余韻を壊すフライングブラボーなどなど。
携帯電話抑制装置を設置しないで平気でいる
茨城のいつくかのコンサートホールは失格だと思っています。

私、なかなかベートーベンのように
外的なものに打ち克つことができません(苦笑)
スポンサーサイト
コメント

管理者にだけ表示を許可する