「フェルメールも描いたブラウの世界地図」展

2015.07.25.Sat.12:46
先日、東京へ出張した時、なんとか時間を捻出して
駒込の東洋文庫ミュージアムへ行ってきました。
「フェルメールも描いたブラウの世界地図」展をみるためです。

フェルメールの室内画の背景の壁には
地図や地球儀が描かれていることが度々あります。
当時の大航海時代のオランダを象徴する記号でしょうか。
フェルメールの作品は静謐なものが多いのですが、
地図を見ると、その裏で世界進出を繰り広げる
激動の世界史も感じられます。

ちなみに下の画像の「地理学者」には
ブラウの地図や地球儀が描かれています。
その他、
私が数えた限りでは全30数点といわれる作品の中で
9点程度に地図が確認できました。

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フェルメールが描いた地図の実物って
どのようなものだろうとずっと思っていたので、
この展覧会は実にタイムリーでした。

ブラウの「大地図帳」全9巻が
そろって公開されるのは本邦初だそうです。
17世紀のオランダ黄金期を支えた東インド会社の交易が広がるにつれて
このような地図は詳細に書き替えられていったようです。
アジア図の東には、微妙な形の島国のわが日本も描かれていました。

貴重本として明治以降、厳重に管理されていた
これらの地図帳は非常にキレイで、
当時のままのように見えました。
だから「本邦初」なのでしょうw。
それに比べ、
フェルメールが描いた壁装飾品としてのブラウの地図は
やや古ぼけたトーンで描かれていますね。
地図が生活の中に日常的に溶け込んでいて
当時の人々の生活感が感じられます。

私は地図をみるのが大好きでした。
特に子供用の地図にはイラストが添えられているので
アフリカ地図に象やライオンが描かれいて、
子供だった私は萌えたものですw。
ブラウの地図には人魚やギリシア神話の英雄が描かれていて
見ていて楽しかったです。

はじめて訪れた東洋文庫ミュージアムは
なかなかよくできた美術館でした。
国宝「古文尚書」や、清国がつくった「四書全書」が
展示されていました。

下の画像は
チラシの一部を私が撮ったものです。

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