ブリジストン美術館が当分、休館するらしいので…

2015.03.01.Sun.10:19
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2/26の上京中、なんとか時間を捻出して
ひさびさに京橋のブリジストン美術館へ行ってきました。
「ベスト・オブ・ザ・ベスト」展をみるためです。

ブリジストン美術館はビル新築工事のため
5/18から当分の間、休館します。
きいた話では5年後ぐらいに再開するとのこと。
だから、しばらくお別れ…ということで
この展覧会では、選りすぐりのものを見ることができます。

私がはじめてここを訪れたのは30数年前です。
私の芸術鑑賞の原点のようなところ。
高階秀爾著「名画をみる眼」などを読んだ後、
ここで名画に接すると、いろいろ勉強になることが多かったです。

最近は現代美術への興味の方が高いので、
フランス印象派や日本の近代洋画への関心はうすく、
ブリジストン美術館への足も遠のいていたのですが、
それでもひさびさに行ったここのコレクションはすばらしいです。
(私見ですが上野の西洋美術館よりも質は高いように思われます。)

それと彫刻のコレクションもいい。
私のような建築学科の学生には、
平面だけでなく立体を見る眼も大切です。
ブランクーシ、アーキペンコ、ザッキン、マリーニ、ムーアら
20世紀の彫刻家の名前を覚えたのもここからでした。
おかげさまで、水戸芸術館のタワーをみた時、
すぐにブランクーシの「無限柱」のオマージュだと気が付きました。

このピカソ画「腕を組んですわるサルタンバンク」は好きな作品です。
絵画をみて音楽が聴こえてくる感覚はこの絵から。
なんとなくストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」が聴こえてきます。

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このセザンヌ画「セント・ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」をみて
絵画の構図の見方のコツのようなものを覚えました。
黄金比による画面分割の方法や
まる・三角・四角のような基本形態を画面の中に探すことなど
画家がねらいを見抜いてやろうという姿勢は今も変わりませんw。
そして、セザンヌが愛したセント・ヴィクトワール山を
「いつかみたい」とも思いました。
この絵をみた20年後、ル・トロネ修道院を訪問するための南仏外遊中、
高速道路をレンターカーで爆走している時にこの山が見られて
とても嬉しかったです。

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