喜歌劇「こうもり」序曲の思い出

2015.02.03.Tue.21:41
喜歌劇「こうもり」序曲の思い出
明日は東京の新国立劇場で
ヨハン・シュトラウス2世作曲の喜歌劇「こうもり」を見ます。
これまで「こうもり」は、
来日したウィーン・フォルクスオパーや二期会などの公演を見てきましたが、
かなり久しぶりです。

ウィーン・フォルクスオパーは喜歌劇専門の劇場です。
ここでは「こうもり」が十八番の演目になっています。
だいぶ前に友人がわざわざウィーンで買ってきてくれた
フォルクスオパーのオリジナル・コウモリ傘には
しっかりと「こうもり」が描かれていました。
「こうもりの中のこうもり」と言えるでしょうかw。

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私が2003年にウィーンへ行った時、
フォルクスオパーでみたのは「フィガロの結婚」。
モーツァルトはイタリア語で作曲しましたが、
ここではドイツ語版で上演されました。
ドイツ語でギャグが連発され、
笑いにあふれた公演でした。

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明日の公演も、ウィーン・フォルクスオパーで活躍している
歌手たちが出演するので楽しみです。
ききどころ満載の「こうもり」ですが、
私は序曲が特に好きです。

私にとって忘れられない「こうもり」序曲の演奏といえば
1986年5月19日、東京・昭和女子大学人見記念講堂で聴いた
カルロス・クライバー指揮、バイエルン国立管弦楽団の来日公演です。
ベートーヴェンの交響曲第4番、7番の後、アンコールとして演奏されました。
クライバーが棒を振ると、
喜歌劇の音楽が、ワンランク上の音楽に仕上がってしまいます。
彼の快刀乱麻のリズム、あふれだす詩情、圧倒的な迫力、
スリリングな指揮に誰もが興奮し狂喜しました。
下の動画はその時のものです。

私、音楽家にサインをもらうことは滅多にありませんが、
尊敬するクライバーは別格です。
日本公演の千秋楽であったことも幸いして
用意していた色紙にサインをしていただきました。

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当時、私は学生でした。
お金がなかったけれど、無理して聴きに行ってよかったです。
ライブで聴いたクライバーは
私の音楽経験の中で忘れられない事件となっています。
おそらく彼以上のベートーヴェンや「こうもり」は
今後、なかなか聴けないだろうと思いましたが、
やはりなかなか彼以上の感動的な演奏には
出会えていません。

「こうもり」は喜歌劇なので、
明日は、あまりうるさいことは言わず気楽に聴いてこようと思います。
ひと足先にお聞きになった知人の情報によると
基本はドイツ語ですが、日本語のギャグまじりの上演らしいです。

https://www.youtube.com/watch?v=OqJK_s7I9EY




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