ホロヴィッツの調律師

2014.12.29.Mon.22:40
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今、私が読んでいる本は
フランツ・モア著「ピアノの巨匠たちとともに-あるピアノ調律師の回想」です。
著者は、NYスタインウェイ社のチーフテクニシャンで
ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、グールド、ゼルキン、ミケランジェリら
伝説的ピアニストの専属調律師として活躍したことで有名ですが、
この本はホロヴィッツとのエピソードが多く記されています。

ホロヴィッツの好みは少し“鼻にかかった”音色。
敏捷に反応するアクション。
軽いタッチで楽に鍵盤が下がり、指にほとんど抵抗がない。
しかし、鍵盤が元にもどる力はとても強い。
鍵盤の重さを軽くして、バランスさせるように調節する~
という記述がありました。
一方でルビンシュタインは
指に抵抗があるアクションを好んだらしい。

you_tubeで晩年のホロヴィッツが弾く
スクリャービンのエチュード作品8-12を動画を見てみました。
なるほど鍵盤のレスポンスが良さそうです。
ホロヴィッツとても軽くタッチで
壮大な音楽を奏でている感じがします。

https://www.youtube.com/watch?v=gHKRuxiIKiU


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