ブタちゃんの断面@ヨコハマトリエンナーレ2014

2014.10.28.Tue.22:55
昨日、上京した目的のひとつは
『ヨコハマトリエンナーレ2014』をみることでした。
8月からはじまっていましたが、11/3の閉会前に
なんとかギリギリで間に合った感じでしょうか。

今回のアーティスティック・ディレクターは森村泰昌氏。
テーマは「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」

「記憶」から「忘却」へ、
世界認識のための軸足を置き換えてみることで、
社会や暮らしや人生のあり方がちがってみえてくることを
現代美術によって体感することがコンセプトになっています。

ネオダダイスト吉村益信氏の「豚;pig lib;」は衝撃的でした。
前がブタちゃんの剥製で、後ろが美味しそうなハム。
生と死が混在している矛盾、不条理を
ユーモアたっぷりに表現しています。
コワイ作品です。

断面フェチの私は複雑な思いで
ブタちゃんの後部のハムの断面を眺めていました。
(この作品は写真撮影が可でした。)

私たちは肉を食べる時、
その肉の原形の姿を
あえて忘却してしまっています。
しかし少し考えれば、
他者の死によって私たちが生きている。
人間は罪深い存在であることが分かります。

yokotori2014a.jpg
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