シューベルトのめがね

2014.08.06.Wed.12:27
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クラシック音楽の作曲家でめがねをかけている人というと、
シューベルト、マーラー、ショスタコーヴィチ、オッフェンバック、ビゼーらの顔が
なんとなく思い浮かびます。

上の画像は、2004年にウィーンのシューベルトの生家を訪れた時、
展示されていた彼が愛用していためがねを撮ってきたものです。
おなじみの丸メガネで、レンズが上下に分かれていました。

最近、旧東ドイツ出身のバリトン歌手ジークフリート・ローレンツが歌う
シューベルトの歌曲集8枚組のボックスセットを買ったばかりですが、
箱の表紙がまさにシューベルトのめがねでした。
シューベルト愛好者なら、すぐにそれと分かるデザインになっていて
なかなかイイねと思いました。

これには三大歌曲集をはじめ、
ゲーテ、シラー、マイヤホッハーらの詞に基づく歌曲が納められています。
このCDはずっと入荷待ちの状態だったのですが、
3ヶ月待って、やっと届いたものです。

私が好きなバリトン歌手は
ディートリヒ・フィッシャー=ディスカウとヘルマン・プライが横綱クラスですが、
ジークフリート・ローレンツは大関クラスでらいでしょうか。
リリコ気味で叙情性がある深みがある声です。
演奏スタイルも、とても誠実。
感じからすると、フィッシャー=ディスカウ系かな。

ローレンツは、旧東ドイツ出身で
あまり西側の音楽界に登場する機会が多く無かったことが残念です。
地味ですが存在感があるすばらしい歌手だと思います。

「学者肌」のフィッシャー=ディースカウ、
「エンターテナー」のプライとするなら
ローレンツは「名脇役」という感じでしょう。

こんなバカみたいな暑い夏は、
「冬の旅」でも聴いて涼みましょうか~。

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