バーンスタイン指揮のオペラCDは少ないけれど…。

2014.07.26.Sat.11:26
0724opr.jpg


1ヶ月以上前に「ポチ買い」した2つのオペラのCDがやっと届きました。
レナード・バーンスタイン&ウィーン・フィルによる
『薔薇の騎士』と『ファルスタッフ』は廃盤になっていて久しかったのですが、
値段が下がった上にリマスターされたというので、私は飛びつきました。

リヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』は私の大好物。
ソニーの1971年の録音ですが、
なんと録音場所はデッカのホームのゾフィエンザール。
クリスタ・ルートヴィヒ、ギネス・ジョーンズ、ルチア・ポップ、ヴァルター・ベリーという
当時ではたいへん豪華な歌手がそろっています。
プラシド・ドミンゴもチョイ役ででていますね。声が若い!
元帥夫人といえば、カラヤン盤のシュヴァルツコップが有名ですが、
私はメゾ・ソプラノのルードヴィヒの声のしっとりとした声の方が好きです。
カラヤン盤では、ルードヴィヒはオクタヴィアン役でした。
ウィーン・フィルの響きも豊麗。

ヴェルディの『ファルスタッフ』では、
フィッシャー=ディースカウがファルスタッフというのが異例でしょうか。
ベーム盤「魔笛」で、パパゲーノを歌ったぐらいの芸風なので問題なし。
ドイツ歌曲のみならず、芸の幅の広さに感服します。
1966年、これもゾフィエンザールで録音。
バーンスタインの元気いぱいの指揮姿がみえるような演奏。
私、ヴェルディのオペラでは『ファルスタッフ』がいちばん好きですが、
バーンスタイン盤を聴いて、もっと好きになりました。

この2つのオペラのCDは、
フランスの名醸造家が米国のナパですばらしいワインをつくった逆バージョン。
米国人指揮者が音楽の都ウィーンですばらしいオペラをつくった。

今、フッと思ったのはバーンスタインが指揮したオペラって、
自作のもの以外はあまり録音がないことです。
交響曲や管弦楽曲は鬼にようにたくさん出回っているのに…。
『薔薇の騎士』と『ファルスタッフ』以外だったら、
『フィデリオ』と『トリスタンとイゾルデ』と『カルメン』ぐらいしか思いつきません。

バーンスタインのライバルといわれたカラヤンはオペラのCDはとても多い。
一方でバーンスタインは非常に少ない。
その理由は、ドイツ人カラヤンがオペラ座からキャリアをスタートしたのに対し、
米国人バーンスタインはもともと作曲家、教育者だったのが一因でしょう。

しかしながら、
バーンスタイン指揮のオペラ録音は少なくても問題ないです。
なぜなら、
『薔薇の騎士』、『ファルスタッフ』、そして
1981年のホフマン&ベーレンス、バイエルン放送響の『トリスタンとイゾルデ』があれば
一生楽しめるからです。
スポンサーサイト
コメント

管理者にだけ表示を許可する