ブラジルW杯|決勝T予想自己採点と私的総括

2014.07.16.Wed.11:26
7/14にW杯決勝はドイツ優勝で閉幕しました。
二日経って、やっと私も1ヶ月のテレビ観戦疲れがとれました。

私は6月あたまの開幕前、
優勝予想にアルゼンチンを挙げました。
その根拠にしたのは、
欧州のサッカーリーグにおける選手の活躍をみた印象と、
南米開催という地の利、勝負強さ、伝統的な1対1の守備の強さ、切り札メッシの存在です。
実際、アルゼンチンは決勝まで勝ちあがったし、
決勝も90分では決着がつかなかったことを考えると、
まあまあの予想だったかなと思います。

また8つのグループリーグの1~2位の決勝トーナメント進出予想で
私は50%しか当たることができませんでした。
開幕前、あまり情報がなかったのでかなりアバウトな予想になってしまいましたが、
だれがイタリアやスペインの敗退を予想できたでしょうか?
また、戦前、あまり情報がなかった中米、アフリカの国々の躍進もビックリ。
アジア代表の力はまったく通じませんでした。
今後、FIFAが出場枠が減らす決定をしても文句は言えません。

そして6月末の決勝トーナメント開始前、
ラウンド16からファイナルの全予想をしました。
左が予想。( )内がその結果です。

〇●:90分以内での勝敗。
△▲:延長戦、PK戦での勝敗。

■ラウンド16
○ブラジル×チリ●(勝敗だけ当たり。PK戦で決着)
△コロンビア×ウルグアイ▲(勝敗は当たり。スアレスなしだったので90分で決着)
〇フランス×ナイジェリア●(当たり)
○ドイツ×アルジェリア●(勝敗だけ当たり。ドイツは2失点と意外に苦戦)
△メキシコ×オランダ▲(ハズレ。メキシコはいいチームだった…)
〇コスタリカ×ギリシャ●(勝敗だけ当たり。PK戦で決着)
○アルゼンチン×スイス●(勝敗だけ当たり。スイスもシャキリを中心にいいチームだった…)
○アメリカ×ベルギー●(勝敗だけ当たり。延長で決着)

■準々決勝
△ブラジル×コロンビア▲(勝敗だけ当たり。90分でブラジルが勝利)
〇ドイツ×フランス●(当たり)
〇メキシコ×コスタリカ●(実際は△オランダ×コスタリカ▲、コスタリカの奮戦に感動した)
〇アルゼンチン×アメリカ●(当たり)

■準決勝
△ドイツ×ブラジル▲(勝敗だけ当たり。接戦を予想しましたが、開催国の歴史的大敗)
〇アルゼンチン×メキシコ●(実際は△アルゼンチン×オランダ▲)

■決勝
〇アルゼンチン×ドイツ●(ハズレ。実際は△ドイツ×アルゼンチン▲)

グループリーグで各国の戦力をみた上で
決勝トーナメントを予想結果はまあまあでしょうか。
しかしながら、90分以内で勝敗を当てるのは難しいですね。
準決勝進出チームを75%、決勝進出チームを100%できたことは
熱心に観戦した成果でしょうか。少しうれしいです。

そして、6月末の時点で、決勝進出チームを
アルゼンチンとドイツと予想できたのは良かったのですが、
決勝戦で起こった私の想定外だったことを挙げてみます。
決勝の勝敗を当てられなかった理由がこれらです。

①ドイツは交代出場した2選手(ゲッツェとシュルレ)が決勝点にからみました。
 ドイツの選手層の厚さと適切な選手起用をしたレーヴ監督の力量を見極められなかった。
②アルゼンチンの中心選手ディ・マリアのケガ欠場が予想できなかった。
③メッシへのマークを意図的にゆるくするドイツの意外な戦術が当たったこと。

2018年のロシアW杯まで、
もっとサッカーをみる目を養いたいですね。



以下はブラジルW杯の私的総括です。

W杯はサッカーの戦術を進化させるきっかけになると言われています。
前回大会の優勝国を上回るためにいろいろ考えるわけです。
私の個人的な見解ですが、近年に優勝したチームの特色は
2002年日韓大会では、ブラジルの「個」の能力を活かしたサッカー。
2006年ドイツ大会では、イタリアの超・組織的な守備をしたサッカー。
2010年南アフリカ大会では、スペインの華麗なパスによるポゼッション・サッカー。

そして
2014年ブラジル大会がどうであったかというと、
優勝したドイツは、スペインのパス・サッカーを踏襲しながら
流動性、連動性、切り替えの早さにより規律を深めた
堅守速攻型のパスサッカーだと思います。
チリ、メキシコ、コスタリカ、スイスのような国は
ドイツよりもより高い位置でプレスをかけてボールを奪い、
攻守の切り替えをよりアグレッシブにしたトランジション型だと言えます。

またドイツのGKノイアーのように
守備範囲が広く、時にはフィールドプレイヤーのようにPA外でプレイする
リベロ的なゴール・キーパーの出現も、サッカーの戦術を変えると思います。
それは最終ラインがあがり、選手間の距離が近くてよりコンパクトな布陣になることで
GKの守備範囲を広くせざろうえないことを意味しています。

2010年に優勝したスペイン代表の多くはバルセロナ所属、
今回大会のドイツ代表の多くはバイエルン・ミュンヘン所属というのも象徴的。
それは、合流時間があまりない代表チームの実情の中で
非常に合理的なチームづくりに寄与しているように思えます。
昔、日本の女子バレーが世界に君臨した時代、
「日本代表=日立」だったことを思い出しました。

今回、優勝したドイツに勝つために、
他の国々がどんな戦術を考えてくるのも楽しみです。
ドイツ代表選手は若い選手が多いので、
さらにどんな深化をしてくるかも楽しみです。

日本代表に関しては、非常に失望しています。
4年後のことよりも、20年後のことを考えたオリエンテーションをしてほしい。
またフィジカルなハンディは、まったくの見当ちがいであることは
平均身長が日本よりも低いメキシコなどのようなチームの躍進をみれば明らか。
新監督の選定や日本代表を強化するだけでなく、
日本サッカー協会の人的な強化の方が、この先を考えたら重要だと思います。
日本サッカー協会の会長や強化委員長は、
無能な人物が年功序列や派閥、学閥で選ばれるのではなく、
有能な外国人でもイイと私は思っています。


■怪物ではなく「当たり前」の徹底!ドイツの優勝を、日本のモデルに。
(Number Web - 07月15日 16:35)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=191&from=diary&id=2968542
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