生で聴いてみたいピアニスト|ラファウ・ブレハッチ

2014.03.04.Tue.23:26
ソチ冬季五輪が終わってしまったので、
テレビを見る時間が激減しました。
見るのは、ニュースとサッカー番組と音楽番組ぐらい。
ラジオをつけていることが多いでしょうか。

3/3夜、FMのクラシック番組でたまたま流れてきたのは
昨年、ドイツで行われたラファウ・ブレハッチの
ピアノリサイタルのライブ録音でした。
私、彼のことはあまり知りませんでしたが、
聞けば2005年の国際ショパン・コンクールの覇者らしいのです。
(そういうことにはあまり関心がありませんが…)

リサイタル前半に演奏されたという
バッハのパルティータ第3番と
ベートーヴェンのソナタ第7番、悪くなかったですね。

プログラムがバッハから始まるというのは好感度大。
フーガよりも多声部の重層的な響きが印象的で
オルガンを意識した演奏のようにも聴こえました。
この演奏を聴いて、なかなかの弾き手であることが分かりました。

ベートーヴェンのソナタ第7番の
第1楽章の冒頭の階段を駆け上がるような
力強い瞬発力、なかなか図太い感じと思いましたが嫌いじゃない。
しかし、この曲の「肝」はなんといっても第2楽章でしょう。
こんな弾きかたもできる~と訴えているかのような
繊細な「かなしい歌」を聴かせてもらいました。

リサイタル後半に演奏されたというショパン、
実は私、ショパン嫌いなので
これ以降はあまり熱心に聴いていませんが、
ショパンにしては骨太な演奏だったような気がします。

私でさえ弾ける「太田胃散」のCMで有名な
プレリュードのイ長調がアンコールで演奏されましたが、
かなりあっさりした演奏だったのでビックリしました。
実のところ、ブレハッチはあまりショパンを弾きたくないのかな(笑)
ショパンコンクールの覇者なので、
誰もがショパンの名演奏を期待しますからね。

私の好みから言うと、
前半のバッハ・ベートーヴェンという流れなら
後半のプログラムは、ショパンじゃなくて
シューマンの謝肉祭、交響的練習曲、幻想曲あたりを
聴きたいところでしたね。

この放送で、いちばん気に入ったのはベートーヴェンのソナタでした。
いずれは、生でプレハッチの演奏を聴いてみたいと思いました。
(できればショパンなしでお願いします。)

■NHK・FM「ベスト・オブ・クラシック」
■ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル(2013年7月3日)
 ドイツ・ラインガウ ヨハニスベルク城
 フュルスト・フォン・メッテルニヒ・ザール
 (音源:へッセン放送協会)  

♪バッハ:パルティータ第3番イ短調BWV827
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調作品10-3

♪ショパン:ノクターン変イ長調作品32-2
♪ショパン:軍隊ポロネーズ イ長調作品40-1
♪ショパン:ポロネーズ ハ短調 作品40-2
♪ショパン:マズルカ ロ長調 作品63-1
♪ショパン:マズルカ ヘ短調 作品63-2
♪ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 作品63-3
♪ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調作品39
 【アンコール】
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番イ長調作品2-2から第3楽章
♪ショパン:前奏曲イ長調作品28-7

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