なつかしい味を好む~

2014.01.06.Mon.23:24


1ヶ月前に札幌へ10年ぶりに訪れた時、
評価が高いA級グルメのお店よりも、
自分がかつて札幌に勤務していた時に
よく通ったお店に行きたい~
という気持ちでいました。

それは学生の時に過ごした東京の神楽坂や高円寺、
勤務したことがある仙台、名古屋へ行った時も同じです。
どうしてなんでしょうねぇ。

私見ですが、
住んでいた当時と現在までの長い年つき、
その断絶を埋めてくれるのが
「なつかしい味」じゃないかと思うのです。

札幌へ飛ぶ前に、
昔、よく行ったお店を検索してみたら
それらのいつくかは閉店していましたが、
友人N氏に連れていってもらって
とても気に入っていた白石区の「M」という
思い出のラーメン屋さんは
まだ営業していることを知り、
私はそのお店を訪れることを楽しみにしていました。

自家用車でしか行ったことがないそのお店でしたが、
地下鉄・南郷7丁目駅で下車し、歩くこと15分。

お店のしつらえも昔のまま。
値段もなんとワンコインの500円のまま。
店内はほぼいっぱいなのにとても静か。
客は注文をすると静かにラーメンがくるのを待っています。
パッと食べたら、客は丼をカウンターの上に置いて
フキンで自分の場所を拭くという儀式(?)を終え、
サクッと席を立つのも昔のまま。
来店する人のほとんどがリピーターという感じ。

ここの札幌ラーメンは、
味噌、しょう油、塩のみ。
私はいつも塩ラーメンを注文します。

麺の上には、炒めもやしがのっていて独特のラードの香り。
豚骨で白濁したスープは甘味とコクがあります。
麺はま中細のちぢれ麺で、スープとの相性もイイ。
新しくなったことといえば、炒めもやしの中に
ウインナーが隠れるように入っているようになっていました。

値段も味も雰囲気も昔のまま。
私はたいへんに満足しました。

次にこの「M」のラーメンを食べられるのは
いつのことになるでしょうか?
それまで、がんばって
お店を続けてほしいです。

よいものが変わらないで
そのままの姿であり続けてくれるのは
ありがたいことです。

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