「悼み」の音楽

2013.06.06.Thu.23:56
音楽ほど、人の心に作用するものはないと思います。
嬉しい時、悲しい時、私たちはいろいろな音楽を聴きます。
特に人の死に向き合った時はそうでしょうね。

先週、私が敬愛する音楽家と祖母が亡くなりました。
5月28日にヴァイオリニストの潮田益子氏(71)。
6月1日に母方の祖母(97)。

私、潮田さんの無伴奏ヴァイオリンのためのCDを
この1週間、たえず自宅で聴いてきました。
イザイやバッハの無伴奏ヴァイオリンのための作品集です。
特にバッハのソナタ第3番ハ長調 BWV1005の第3楽章ラルゴは
心に響くステキな演奏だと思いました。

一般的な演奏に比べて、
テンポがとてもゆっくりとした演奏です。
シェリングの演奏とテンポ感は同じくらいでしょうか。
カンタータのアリアのような哀しげで優美なメロディです。

特に高齢だった祖母が老衰で亡くなったこと、
悲しいというよりも、今までよく生きていてくれた
という感慨の方が大きかったので、
レクイエムのような激しい悲しみの音楽じゃなく、
淡々と、しみじみとしたバッハのラルゴの方が
人の死を静かに悼みたいという私の心理状態に
ピタッと同調してくれました。

下の動画は
私が作成したものです。
潮田益子さんの弾くバッハのラルゴ。

http://www.youtube.com/watch?v=LtvOiWr0yHw&list=HL1370529858&feature=mh_lolz
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