私がはじめて買ったCD

2013.04.26.Fri.10:43
昨夜の月は
柔らかくかすんで見えて
まさに「春の月」という感じでした。

私、月の光の雰囲気から
なんとなくモーツァルトのクラリネット協奏曲イ長調が聴きたくなって
CDラックの「M」の段をガサガサさがしていました。
そうしたら、ポロッ!と
モーツァルトの交響曲第39番と40番のCDが…。
指揮はレナード・バーンスタイン、演奏はウィーン・フィル。

ああ、懐かしい。

このCDは
私がはじめて買った
CDのひとつなのです。

1985年、私はまだ学生でした。
ちょうどCDが普及しはじめたころ。
なんとか家庭教師のアルバイト代を貯めて
意気揚々と秋葉原へ
CDプレイヤーとCDを買いにいきました。
プレイヤーはいちばん安くて評価もまあまあだった
マランツのCD34を買いました。
しかしながら、
最初に買うCDはなかなか決まりません。
さんざん迷ったあげく買ったのが
このCDとグールドのゴールドベルク変奏曲(新版)。

その数年前に私は
パーンスタインがウィーン・フィルを指揮した
ブラームスの交響曲全集のレコードを聴いていて
それがなかなか良かったので、
モーツァルトも悪くないだろう~という判断でした。

今、聴いても
バーンスタインのような明快な音楽をつくりがちなアメリカ系の指揮者が
ウィーン・フィルのような操縦が難しい「殿サマ・オーケストラ」をよく統率して
ゆったりと柔らかい、そして熱い演奏をしているなぁ
と、なかなか感心しました。

当時でも、モーツァルトの交響曲は
有名な40番と41番のカップリングが主流だった中で、
このCDは39番と40番というのも興味を惹かれました。

音楽的には41番は
モーツァルトの交響曲の中では神に近い別格の地位と思っていたので、
「歌とメルヘン」に満ちた39番と、「哀しみ」に満ちた40番は
モーツァルトの人間味をよくあらわしている2曲として
合わせてカップリングされたのは
なかなかよく練られたものじゃないかなぁと
当時、考えたことを思い出しました。



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