鹿島の流儀、変えぬ勇気

2013.02.07.Thu.00:26
鹿サポのNさんのつぶやきで知った
日経紙のスポーツ欄の「フットボールの熱源」という
コラムがなかなかイイです。

愚直に自分の流儀を貫いてきた鹿島アントラーズは
追随を許さないタイトルを獲得してきました。
そんなアントラーズを私たちも愚直に応援してきました。
このスタイルはずっと続くでしょう。
選手や監督は変わってもやることは同じ。

元ジュビロ磐田の名波浩選手は、
「(どんなに調子が悪くても)鹿島は、鹿島だ~」と
言っていたことがあるね。
さすがニ強時代を築いてきた
ライバルクラブの司令塔だけあるね。



「クラブの流儀、変えぬ勇気」 吉田誠一

不思議なことに、鹿島のの選手は
そのユニホームに初めて袖を通した日から、
いかにも鹿島の選手らしいことを言う。

今年も植田直通行と豊川雄太が、新加入の記者会見の日に
「鹿島はすべてのタイトルを狙わなくてはいけないクラブ」
「試合に出る出ないにかかららずチームに貫献したい」と口にした。
「結束力」「一体感」「ファミリー」という鹿島らしい言葉が自然に出る。

事前に模範解答を教え込んでいるわけではない。
そんなことをしなくても新人が毎年、
小笠原満男や岩政大樹と同じような発言をするのはなぜか。
「それだけ、鹿島というクラブのイメージが
世の中に浸透しているといういうことでしょうね」
と鈴木満強化部長は話す。

鹿島の選手が備えている気質、
備えていなければならない思想は
すでに世に知れ渡ってている。
だから鹿島への加入がきまった段階で、
選手はその流儀や伝統にのっとった言動をスタートする。

もちろん、そろしたイメージが固まったのは、
クラプのしてきたことにぶれがないからだ。
鈴木強化部長はいう。
「僕は『変えない』ということを第一に考えていますから。
チーム編成の仕方も、選手を選ぶ基準も、
求めるプレースタイルも変えない。」
こうやってクラブの流儀や気質を守ってきたのだ。

これはかなり勇気がいることだと思うが、
3年間、リーグ優勝から遠ざかった今季も新手は打たなかった。
またしてもブラジル人監督を、しかも、勝手知った
元監督のトニーニョ・セレーゾ氏を迎え入れた。

変えないことで、鹿島は伝統を築き、イメージを確立した。
Jリーグ発足から20年たったが、
「ここはこういうクラブ」だと
言葉で表しにくいクラブはまだある。
トップが「変えない勇気」を持たないと、
足元が固まらない。

(2013.2.6日本経済新聞朝刊)



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