吉田秀和・コーヒー・バッハ

2013.06.30.Sun.15:10


昨日、J2水戸ホーリーホック×モンテディオ山形の
サッカーの試合を観戦する前に立ち寄った水戸の秘密の喫茶店「梵」で
翠ママが「この本、もう読んだ?」と言いながら取り出したのが
吉田秀和氏の『名曲のたのしみ①ピアニストききくらべ』でした。
私、「買おうと思っていたけど、まだです」と言ったところ、
翠ママ、「もう私、読んだので、持っていって~」と言うので
お借りしてきました。

日曜の朝、コーヒーをすすりながら
この本を読みはじめました。
話し言葉で書かれているのでスラスラ読めます(^_^)v

この本のデザインが白地に石の質感があるモノトーンです。
装飾がないシンプルな白いカップで飲むコーヒーに
私、「白と黒のイメージ」をいだきました。
「白と黒」は対位法のイメージ。
そしてコーヒーカンタータ。

なぜかバッハが聴きたくなりました。
バッハの時代、コーヒーが大流行したそうです。
「コーヒーカンターター」という曲があります。
その中のリースヒェンのアリアの歌詞が笑えます。
全然、バッハらしくない軽さ!



ああ!千回のキスよりもすばらしく、
マスカットのワインよりもかぐわしい。
ああ、コーヒーに賛美を、
ああ、無上の幸福。
ああ、コーヒー、ああ、かぐわしいコーヒー。
コーヒーを飲めば、元気付けられるわ。



私、なんとなくスヴァトフラフ・リヒテルが弾いた
バッハのフランス組曲のライブ盤が聴きたくなりました。
フランス組曲は厳格な対位法がほとんど使われてなく
うつくしいメロディが印象的で気軽に聴けます。

リヒテルのやわらかい演奏を聴きながら思い出したのは、
吉田秀和氏のリヒテルが弾いたバッハの「平均律クラヴィーア」評。
たしか「一生もって、くり返し聴くに耐える」というものでした。
それを言うなら、昨年亡くなった音楽評論の巨星・吉田氏の著作も
「一生もって、くり返し読むに耐える」と言えます。

と思いながら、この日記は
吉田さん→コーヒー→・バッハ→吉田さん…
と話題がくり返すのでした~w。
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