私のコンサートの楽しみ方(MCO#79)

2010.03.31.Wed.11:02


私の趣味の両輪は
サッカー観戦とクラシック鑑賞です。
クラシック音楽の場合、
ウチで好きなCDを聴く場合と
コンサート・ホールへ出かける場合
に分けられます。

私の場合、コンサートの楽しみ方には
いくつかの段取りがあります。
以下のような感じでしょうか。
事前に予習を十分やると、
コンサートの楽しみもふくらみます。

①演目の構成からコンサートのコンセプトうや狙いを考えてみる。
②演目をいくつかの演奏家でCDで聴き比べる。
③演奏者のCDを聴いてみる。
④実際のパフォーマンスをホールで聴く。

さて、先週、水戸芸術館から
コンサートの案内のちらしが郵送されてきました。

■水戸室内管弦楽団創立20周年記念
■水戸室内管弦楽団MCO 第79回定期演奏会(指揮:準・メルクル)
■2010年 7月 3日(土)・4日(日)@水戸芸術館コンサートホール

♪R. シュトラウス:クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲
♪ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 <英雄>

準・メルクルとMCOの共演は5度目です。
これは小澤征爾氏に継ぐ共演回数のようですね。
演目のベートーヴェンの「英雄交響曲」は
言うまでもなく超有名な曲ですが、
リヒャルト・シュトラウスの
「クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲」は
かなりマニアックです。
私のCDコレクションのR. シュトラウス全集
(ルドルフ・ケンペ指揮&シュターツカペレ・ドレスデン)の中の
9枚目の最後に辛うじて録音がありました。
ひさびさに聴いてみましたが、なかなかおもしろい(笑)

水戸芸の案内には
「澄み渡る青空のごとく、
心躍る2つの作品が選ばれた。」
とありましたが、
私はこの2つの演目が選ばれた意図を考えてみました。

R. シュトラウスの「クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲」の原曲は
クラヴサン(チェンパロ)という小さな楽器のために作曲された小品集。
ルイ王朝の典雅、繊細、優美な貴族の雰囲気の音楽です。
シュトラウスがそれらをオーケストレーションを施しました。
なんとコール・アングレやチェレスタも使われていていましたね。

一方で、「英雄交響曲」は
規模が大きい交響楽団(symphony orchestra)で演奏機会が多いものです。
小規模で弦楽器中心のは室内管弦楽団(chamber orchestra)では稀です。
国内外のソリストクラスで構成された
水戸室内管弦楽団がどのような「エロイカ」を奏でるのか
とても興味深深です。

指揮者の準・メルクル氏は
小さな音楽が、大きな規模で演奏するとどうなるか、
そして、大きな規模の音楽を小さな規模の陣容でどう演奏するか、
音楽のスケール感の可変性を
MCOで試そうとしているのではないかと
とりあえず私は考えました。
MCOの実力がよく発揮できるように
配慮された選曲なのだと思います。

演奏会までW杯をはさんで3ヶ月あります。
その間、時間を見つけて
音楽の予習をしてみようと思います。


私のブログを読んでくれた方、
ここをクリックしていただけると励みになります。
よろしくお願いします。
↓↓↓↓↓↓
人気ホームページランキングへ


スポンサーサイト