30年前の忘れものを取りに~

2015.11.07.Sat.09:13
昨日、mixiやフェイスブックでお世話になっている
横浜のイソヤンさんが
30年ぶりに水戸をご訪問され、
私、ご案内をさせていただきました。
はじめてお会いしたにも関わらず、
ずっと前からの旧知のように楽しく過ごせました。

毎日新聞の社会部の記者だったイソヤンさんは、
30年前、毎日映画社の社長さんでした。
実は1985年(昭和60年)8月12日、
イソヤンさんが水戸へいらっしゃっていました。
それはある映画の披露会のためです。

映画「横山大観-その心とかたち」

監修:河北倫明、
語り:石坂浩二、
音楽:池辺晋一郎

という豪華キャスト。
常陽銀行が創立50周年を記念して、
水戸出身の日本画家・横山大観の映画製作を
イソヤンさんの会社が行ったという経緯です。
35ミリフィルムの本格的な作品だそうです。

下の画像はその時のプログラムです。
イソヤンさんが、わざわざ持ってきてくださいました。

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1985年(昭和60年)8月12日という日付に
なにか気づくことはありませんか?

御巣鷹山で
日航機墜落事故があった日です。

映画のご披露上映が終わり、
翌日、水戸偕楽園を見て帰京しようとしていたイソヤンさんに
毎日新聞の東京本社から、至急、日航機事故の取材するように
と連絡があり、偕楽園見物が中止になってしまったそうです。
(その時、生存者救出の瞬間の写真撮影など、
非常に満足ができる取材ができたそうです。)

だから本日の水戸訪問は
30年越しの水戸・偕楽園の訪問でした。

私、イソヤンさんに訊いてみました。
「その大観の映画、最近はいつ見ましたか?」
「30年前の上映会以来、見たことがないのですよ。」
「近代美術館に行けば見られるかもしれませんよ。」

予定外でしたが、一緒に茨城県近代美術館へ行って
学芸員さんに問い合わせしたみたところ、
「当館にはありませんが、
常陽史料館にその映画のビデオがあるそうです。」
とうい返答。

私たち、常陽史料館へ直行し、
大観のビデオを見せていただきました。
その時、製作者側しか知り得ない
ウラ話をいろいろ教えていただき楽しかったです。
映画も重厚感があってよく作られていていました。
イソヤンさんも30年前に製作した映画を
再び見られて満足されていたようです。
こうのようなハプニングはなかなか楽しいものです。

この日のランチは新そば。
常陸秋そばの十割そばです。
水ではなくお酒で打ったものなので「酒そば」とメニューにあります。
香りだけでなく、コシがしっかりしていて美味しかったです。
夕食は大洗で地魚の寿司などで舌鼓。
茨城の秋の旬を
イソヤンさんに堪能していただきました。

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川を渡る気苦労@水戸・那珂川

2015.09.11.Fri.11:32
私が住む茨城県北エリアは
線状降水帯の影響は
それほどなかったように思われますが、
県南の常総市は鬼怒川の堤防が決壊して
たいへんな事態になっています。
今も救助活動が続いているようです。
そして、今、
宮城県の大崎市の渋井川の堤防も決壊して
街が水に浸かっている様子が放送されています。

今日9月11日が
2001年のNY同時多発テロが起こったことなど
思い出す余裕なんて全然ありません。

昨夕、ずっと前から決まっていた仕事があり
日立市から水戸市へ行きました。

報道では、昨日の午後2時すぎ、
水戸の那珂川が洪水が起きる危険がある
氾濫危険水位を超えた状態であることは
報道で分かっていました。
私の場合、那珂川を超えないと水戸市へ入れません。
困りました。

とりあえず報道を注視していると言っていたので
とりあえず家を出ました。
もし水戸へ入れなかったら、
仕事をキャンセルすればよいし。

マイカーからみた日立市と東海村の間に流れる久慈川の水位は
それほど上がっているようには見えませんでしたが、
水源が栃木県の那須あたりにある那珂川の水位はすごかったです。
那珂川に架かる水戸市の水府橋を渡った時はビックリしました。
パトカーがたくさんいて注意を喚起していたし、
近隣の人たちが心配そうに川の水位を見ていました。
栃木県で降った経験がないような雨の凄さが、
隣県でも感じられました。

東南アジアやインドを外遊した時は
頻繁にバケツをひっくり返したようなスコールによく遭いました。
ミャンマーでは橋が決壊して、船で川を渡ることもあったし、
南インドでは瞬時で腰まで水があがる超ゲリラ豪雨も体験しました。

わが国も、地球温暖化などによって
経験がないような大雨で、
生命を守る行動」をしなければいけないような国に
なってしまったようですね。

下の画像は、
高水位の那珂川を電車で渡った方の画像で
お借りしてきました。
那珂川の河川敷におあるサッカー練習場が
水に浸かっています。

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白いなでしこ置き去り事件

2015.06.14.Sun.16:51
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先週の金曜日、
茨城県近代美術館で開催中の「ベン・シャーン展」の関連企画として、
美術家の横尾忠則氏を招いてのギャラリー・トークがありました。
その後、秘密の喫茶店「梵」に用事があり、
立ち寄った時の話しです。

M:みどりママ
E:私

M:このお花分かる?
E:あれっ!白いなでしこ!ピンクしか見たことがなかった。めずらしい。
M:誰かが店先に置いていったみたい。誰かしら?
E:こんなことをしそうなのはAさん、Bさん、Cさん…。(と名前を列挙してみる)
M:いろいろな人にきいてみたけど、みんな、ちがうって言ってた。
E:誰ですかねぇ…。ミステリーっぽいですねw。
 お花(華道)をやっている人じゃないですか?
M:ペットボトルに突っ込んである状態で置いてあったの。
 お花をやっている人は、こんな扱い方はしないから…。

いろいろ推理してみましたが、
該当する人が出てきませんでした。
このお店には、特定の人しか出入りしませんから、
犯人は絶対に顔見知りの中にいるはずです。
白いなでしこを置き去りにしたのは誰か?
謎は深まるばかりです。

白いなでしこを置き去りにした犯人は、
この墨絵(加納白鴎画)のもの思うご婦人だけが
見ていたはずです。

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ちなみに枕草子の64段は
なでしこのことが書かれています。

草の花は 撫子。
唐のはさらなり、
大和のもいとめでたし。

(エビ訳)
草の花は、なでしこがイイじゃん。
唐のなでしこも言うまでもないけど、
やっぱ、大和のなでしこが、スゲーいい。

カナダ女子W杯を戦っている
なでしこJAPANのユニフォームには
ピンクのなでしこ色がデザインされています。
「サッカーは、なでしこ」
と言われるような戦いを期待しています。
とりあえず決勝トーナメント進出は決まりましたが、
戦いぶりには、前回大会王者の風格が
あまり見られません。

直木賞『恋歌』の主人公・歌子の家

2014.01.25.Sat.09:33
先週、第150回の芥川賞と直木賞の受賞作品が発表されました。
今週になって、直木賞受賞作の朝井まかて著『恋歌』が
茨城県で話題になっています。
それは、幕末から明治に実在した水戸にゆかりがある
女性歌人・中村歌子が『恋歌』の主人公だからです。
私はまだこの小説を読んだわけではありませんが、
報道やニュースのおかげで、
だいたいの内容を知るところとなりました。

小説は、明治時代、歌人として成功した中島歌子の手記から
彼女の想像を絶する過酷な人生と、
一世一代をかけた恋の話が明らかになるというものです。
手記に描かれた舞台は幕末の水戸。
華やかな江戸に暮らしていた17歳の歌子が大恋愛を実らせ嫁いだ先。
幸せな日々はあっという間に、時代に引き裂かれる。
水戸は尊王攘夷を強く打ち出しながらも、二つの勢力に分かれ、内紛が勃発。
武士の夫は水戸藩の内紛に巻き込まれ、
妻である歌子も長きにわたって投獄されることに。
過酷な運命を負いながら、それでも生へとつなぎとめるものは、
夫の愛をよみがえらせる三十一文字の言霊。

数日前に友人のT氏と会食した時、
「戦前の水戸には、
幕末の天狗党と諸生党の2勢力の抗争の余波のようなものが残っていた。
この水戸藩の内紛を語るのはタブーという風潮があった。
このような作品は、地元の人にはなかなか書けない題材だ。」
という話をきいたばかりです。

昨日、水戸の歴史に詳しい高等学校の教諭の知人I氏に
『恋歌』の主人公・中島歌子の嫁ぎ先の場所を教えていただきました。
小説の地名から水戸城下武士小路図(弘道館蔵)で推察すると、
水戸芸術館近くの石山仏具店付近だそうです。

そこはよく歩くところです。
次回は歴史ロマンを感じながら
歩いてみようと思います。


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水戸の縁起ネコが全国デビュー

2013.02.19.Tue.09:19
 

先月、水戸市の宮下銀座商店街にある
たばこ屋兼宝くじ屋の看板ネコ「ハチ」のことを記しました。
チャームポイントは、
縁起がよい末広がりの「八」の字のまゆ毛です。

本ブログによくコメントをしてくださっている
ゲルバー夫人さんから教えていただいたのですが、
この水戸の人気ネコの写真集が
大手出版社から発売されるようです。
タイトルは「幸せを呼ぶ猫 こまり顔のハチ」。

これは東日本大震災の直後に生まれた
八の字眉を持った猫のハチの誕生から、
現在までの姿を写したもの。

そろそろ「水戸の梅まつり」がはじまりますが
梅だけでなく、縁起ネコ・ハチを
見にくる人も増えそうです(笑)





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