シンゴジラを凍らせた「ヤシオリ作戦」

2017.10.23.Mon.21:38
昨日10/22の夜のTV番組は、
各局すべて衆議院選挙の開票速報でした。
私見ですが、選挙結果やその分析は
明朝以降でよいと思っていました。
したがって選挙特番は、
20時に出た議席獲得予想をチラ見しただけです。

実は選挙特番の時間に私が見てたのは
ブルーレイの映画「シンゴジラ」でした。
台風21号があらかじめ借りてきたものです。
昨年、劇場で見てきましたが、
じっくりと再見したいと思っていたのです。

このシンゴジラの台詞は全体的に早口で展開が早かったですね。
目立たないところで、こんな役者さんがいたの?といろいろ発見がありました。
それと劇場でみながら「?」と思っていたことを
いくつか検証してみたいところもありました。

はやくゴジラをなんとかしないと他国によってゴジラを核攻撃され、
事後、東京が壊滅してしまうという状況下で立案されたのが
ゴジラを凍結するという作戦でした。

防衛省側はお役所らしく
「巨大不明生物の活動凍結を目的とする
血液凝固剤経口投与を主軸とした作戦要項」という名称案を出しましたが、
主人公の矢口は、長いという理由で「ヤシオリ作戦」と名付けました。

劇場で見ていた時、「ヤシオリって何だ???」と思いましたが、」
映像に引き込まれていってしまったので後回しにしたままでした。
昨日、再見した時に「ヤシオリ作戦」という言葉を思い出し
いろいろ調べてみました。

ヤシオリというのは、漢字で「八塩折」と書きます。
なんと『日本書紀』にある須佐之男命がヤマタノオロチという大蛇を倒す時、
用いたのが「八塩折之酒」というそうです。
八塩折之酒は極めて強いアルコール濃度の酒で、
ヤマタノオロチに大量に飲ませ、寝てしまったところを
須佐之男命が十束剣で切り刻んだということです。
そういえば子供の時に読んだ絵本に
そのような話があったような気がしてきました。

ヤマタノオロチ≒シンゴジラ
八塩折之酒≒血液凝固剤

ということになりますね。
なかなか奥が深いネーミングだったようです。
やっと一年越しの謎が解けましたw。

godzilla2017.jpg




あっ、11月に「シンゴジラ」が民放で放送されるそうです、

https://www.youtube.com/watch?v=YbSrFIwYm5Q


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映画『LION/ライオン~25年目のただいま』

2017.05.28.Sun.23:59
数週間前、映画好きのマイミクさんが
映画『LION/ライオン~25年目のただいま』の感想をお書きになっていました。
ネットでこの映画の予告編をみて
私は3度外遊したことがあるインドが懐かしくなり、
この映画をつくば市のシネコンで見てきました。

これは予告編の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=P9_HDMoK338



大まかなあらすじは以下の通り。
主人公はインドの片田舎に住むサルー少年5歳。
彼が誤って乗ってしまった回送列車によって、
遠く離れた大都会コルカタへ運ばれてしまった。
危険に身を晒しながら街をさまよううちに、
身元不明の孤児として施設へ送られてしまった。
運良くオーストラリアに住む夫婦の養子となる。
成長した彼は大学に通い、恋人も出来、何の不自由なく暮らしていた。
あるパーティで生き別れたインドの家族の話をした時、
「Google earthで故郷を探せるのではないか?」という友人の言葉に、
かすかな記憶をたよりに、故郷さがしに没頭していく。
そして、生き別れた母と25年ぶりに奇跡的な再会を果たした。

たしかにサルーの自分さがしの旅は感動的でしたが、
私が最も共感できたのは
「産みの親」と「育ての親」の無償の愛情でした。

いなくなったわが子の帰還を25年も待つ産みの母。
自分の子どもをつくらず、
父母のいない子どもの養父母になるという覚悟をもった育ての母、
そしてサルーがインドへ戻ることを許す。

はなれ離れになっても、
親子である宿命は変わらないことを
実感させてくれる映画でした。

私とインドの出会いは私が6歳の時。
茨城からはるばる家族で行った大阪万博で
たまたま入ったインド・パビリオンでした。
白い虎に睨まれて、インドを洗脳されてしまったようですw。
これまでいろいろな国を外遊しましたが、
インドはなぜか「心のふるさと」のようにフィットしました。
1ヶ月以上滞在しても苦になりませんw。

下の写真は2004年のインド外遊時に撮ったもの。
コルカタ(旧名カルカッタ)の公園でみた
人を包みこむような樹。
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ジョードプールで出会った子供たち。
ちょうどホーリーのお祭りの時でした。
みんないい表情。
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映画『シン・ゴジラ』をみてきた!

2016.08.02.Tue.22:44
「ゴジラ世代」「ウルトラ世代」に属する私、
12年ぶりに製作されたゴジラ映画をはやく見たかったのですが、
週末に連日の出張が入ってしまい、やっと月曜の夜に見てきました。
運良くファースト・デイだったので1,100円で入場。

この新作ゴジラ映画の総監督がSFアニメ『エヴァンゲリオン』の庵野秀明、
ゴジラそのものがはじめてフルCGで作られた特撮ということだったので、
かなりテイストが異なる映画になる予感がありましたが、
まさにいままでにない新しい様式感とテンポ感に仕上がっていました。
しかも、ゴジラは映画の中で変態と進化を繰り返し、
その姿を4度も変えるという新解釈もありました。
ゴジラのCG映像もよく出来ていました。

感想をひところで言うなら
311大震災の残像を思い出させる映画だったということです。
ゴジラは大震源であり、かつ動く炉心として描かれていたし、
ゴジラが歩んだ跡は、津波に襲われて壊滅した街の姿そのもののように見せていた。
政府のゴジラの初期対応はお粗末で、311当時の内閣を思い出したり…。
この映画では、わが国に有事が起こった時、
今の日本は国民の生命や財産をほんとうに守れますか?
というメッセージが付いていたように感じました。

細かいところで思ったことは、
①ゴジラを漢字で書くと“呉爾羅”であることを、はじめて知った。
②厚化粧の女性防衛大臣は、日曜に当選した新都知事のようだった。
③米国大統領特使を演じた石原さとみは明らかにミスキャスト。
 その他の性格系俳優陣は、まあまあ自分の持ち味を出していた。
④全体的に役者のセリフの読みが早く、堅い用語が多かった。

わが家には高さ36㎝の
やや大きめのゴジラのフィギュアがあります。
これを使って、ゴジラのイメージ画像をつくってみました。
ゴジラの尻尾を左手で持って、右手にデジカメ。
シーリングライトに向かって撮ったゴジラの姿を
ちょっと画像処理したものです。
背景は薄鼠色にペーストしました。

IMG_3070b.jpg

「シン・ゴジラ」見たい!

2016.05.20.Fri.19:10
来夏、新しいゴジラ映画が公開されるようです。
こういう映画は劇場で楽しみたいですね。

「シン・ゴジラ」のシンとは、
新、真、神などの意味であるとwikiには書いてありましたが、
私は「震」のニュアンスも含まれているように思えます。
予告編にあった破壊された街が
石巻や女川などで見てきた東日本大震災の被害地の姿と
どうしてもかぶって見えてくるからです。

ちなみにわが家のゴジラは元気です。
私が社会人になった時に買った高さ36センチのゴジラ。
私が唯一、持っているフィギュアです。
これは数年前に撮った
私の大事なCDラックを破壊しようとするゴジラです。

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初代ゴジラは1954年生まれ。
その10年後に生まれた私はゴジラ第二世代あたりでしょうか。

1954年に「ゴジラ」が公開された時、
戦後の焼け野原になった街の風景を思い起こさせたり、
ビキニ環礁の核実験による第五福竜丸の被爆が社会問題になったり、
ゴジラを葬るために殉死する科学者の自己犠牲の精神がみられたり、
戦後の社会状況と日本人の琴線に触れるドラマ仕立てになっていた
と私は思います。

1984年ごろ、ゴジラのリメーク版がつくられた時は大学生でした。、
当時、できたばかりの有楽町マリオンへ見に行きました。
昔のゴジラでは同じ場所にあった日劇を破壊するシーンがありましたが、
その映画では有楽町マリオンを破壊していましたね。
「シン・ゴジラ」で狙われるのは森タワーかスカイツリーあたりでしょうか?
ゴジラは世相が反映されるので、
そのあたりも映画でどう描かれるのか楽しみです。

https://www.youtube.com/watch?v=ysRIwlEBjuw


ルパン三世とバッハ

2016.04.04.Mon.12:52
今朝、FMでクラシック番組を聴いていたら、ある発見をしました。
流れてきた音楽は、ヨハン・セバスチャン・バッハ作曲のオルガン曲で、

「パストラーレ ヘ長調 BWV590」。

あまり聞き慣れない曲です。
パストラーレという名前なので、
ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を想像してしまいますが、
音楽的な内容は厳かさなものです。

私、朝刊を読みながら、なにげなく聴いていました。
曲の途中、どこかで聴いたことがあるようなメロディに気が付きました。

これは紛れもなく映画「ルパン三世 カリオストロの城」における
カリオストロ伯爵とクラリスの婚礼前に流れていた音楽じゃないかと思いました。
私、この映画を何度も見たのでまちがいないと思います。

さっそくyou_tubeで確認しました。
カール・リヒターが演奏している動画の4分38秒ぐらいから
その箇所は始まります。

ルパン三世の音楽といえば、大野雄二氏が作曲した
ジャズっぽいテーマソングが印象的ですが、
まさか「カリオストロの城」でバッハが使われてことに気づくまで
およそ35年ぐらいかかってしまいましたw。

ちなみに「パストラーレ」という言葉は
バッハの時代は「キリストの生誕を祝う音楽」という意味だったそうです。

下の動画をみて思ったのですが、
一般的には聴衆に向かってオルガン奏者は背中を向けて演奏するのが普通ですが、
この動画では側面を見せて弾いているというのがおもしろいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=e65ZWrncoCI