FC2ブログ

満月の反映

2020.08.04.Tue.23:52
昨夜、ウォーキング中に小望月(十三夜の月)が海を照らす様子に偶然、出会しました。今夜は望月つまり満月なので、「デジカメで撮ってみよう」と思い立ちました。
昼間、日立市の天気相談所に今日の月の出の時間を訊くと19時23分と教えてくれました。(ちなみに公明党の山口那津男代表の父親は日立市天気相談所の初代所長でした。)誰もいない高台で、満月が海から昇ってくる様子を見入るのは、なかなかイイ感じ。この夜は、ちょうど木星を頂点とした月と彦星(アルタイル)が大きな格好いい二等辺三角形を描いていました。海は波の静かで「凪」と言ってよさそう。月を眺めながら、「静かの海」という言葉を着想しました。ちょうど1969年にアポロ11号が月面着陸をしたのが「静かの海」と呼ばれていた地点です。当時、私は5歳。アポロ11号のことはおぼろげに覚えています。リアリストの私ですが、月や星空や海は人を空想家にしてくれるようですね。帰路、流れ星をみたのはご褒美か?

DSCF1796mm.jpg
スポンサーサイト



ポチ買いしないでよかった話

2020.07.31.Fri.09:38
私にとって電卓は仕事の必需品です。おおよその建築の面積や積算を計算する程度なら、エクセルよりも電卓の方が早いです。私の手は指がドから上のミまで届く大きさなので、普通の電卓では押し間違いをします。だから大きめの機種を選びました。20年以上使っています。サラリーマンの時に買ったもの。当時、勤務していた設計事務所の仕事は12桁必要でした。(なぜか私は酷使している家電は、そのほとんどが長持ちして使っているのが不思議です。)

ハプニングが起きたのは一昨日の深夜。電卓の液晶画面がおかしい。数字がキチンと表示しなくなりました。「長く使っているから、もうダメかな…。」いつもなら、新しい電卓を密林でポチ買いするところですが、「明日でもいい…」と先送りしました。久々の電卓購入なので、今どきの新機種をみてじっくりと選びたかったからです。今の業務内容では10桁で十分なので、機種の選択肢はいろいろありそうだし…。

翌朝、その電卓に触れてみると、いつものようにサクサクと動くではないですか。おかしい…。とりあえず昨日、いじってみましたが全く問題がない。一昨日の不調は何だったのだろう。思い当たるのは、出張した時のカバンに入れっぱなしだったので、ソーラーパネルに光が当たっていなかったこと。もしかしたら一時的な仮死状態だったのか?とりあえず様子をみて、ダメだったら新しい電卓を買いますw。
CDや本は積極的に買うのでポチ病の発作が頻発しますが、電卓は消極的な買い物なのでポチ買いを回避したということでしょうかねw。

ちなみに電卓の液晶のところに貼られているポケモンのシールは、15年ぐらい前、私のオーナーの小学生だったお嬢さんに貼られてしまったものです。なんとなく剥がさないで貼ったままにしています。

DSCF1770p.jpg

寿司が食べたい…

2020.07.16.Thu.15:06
コロナ禍にあって、外食は極力ひかえています。
しかし先ほど、関西の知人の美味しそうな寿司日記を拝見して、
頭の中でお寿司がグルグル回っています。
(回転すしではありませんよ…w)

そして、この半年、お寿司を食べ忘れていたことの気付きました。
今週末、出張で仙台へ行くけれど、タイトなスケジュール。
寿司を食べる時間が取れるかなぁ。
仙台は牛タンよりも寿司!
牛タンは仙台勤務時に一生分食べた。
時間があれば、仙台在住のグルメ・マイミクさんたちと
お食事をしたいのですが…。また今度(涙)

これは、寿司ネタに合った味付けをしてくれる茨城沖の地魚のお寿司
7886422_138661065_1large.jpg


これは、昨年、仙台駅で食べた有名店のお寿司
7886422_2314588364_241large.jpg

半沢直樹と大和田常務

2020.07.13.Mon.08:40
半沢直樹の決め台詞は「倍返し」ですが、
続編の大和田常務の決め台詞は「恩返し」らしいw。
香川照之は、イイ役者になったと思う。

ohwadajomu.jpg

5ヶ月ぶりの音楽会|藤田真央ピアノリサイタル

2020.07.12.Sun.18:38
7月9日、水戸市・佐川文庫で聴いた藤田真央ピアノリサイタルは、私にとって5ヶ月ぶりの音楽会でした。コロナ禍で、聴く予定だった音楽会やオペラ公演は尽く中止になり、私たちは巣篭もり生活を余儀なくされました。生演奏が聴きたい!という気持ちが高まっていたのは私だけではないと思います。最近になって、やっと「三密」を避けながらの興行が催されるようになってきました。
3月に予定されていた本リサイタルは、もともと生誕250年を記念したオール・ベートーヴェンという内容でした。しかし延期された7月公演は、「三密」を避けるために、昼と夜の2公演とし、プログラムも以下のように変更されました。(私が聴いたのは18時半からの夜公演)

■藤田真央ピアノ・リサイタル@水戸市・佐川文庫

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1
(休 憩)
ショパン:ワルツ イ短調 Op.34-2
ショパン:ノクターン第18番ホ長調 Op.62-2
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
シューマン:子供の情景 Op.15
(アンコール)
ラフマニノフ:楽興の時 第3曲
ラフマニノフ:楽興の時 第4曲
ラフマニノフ:前奏曲Op.23-4
ショパン:ワルツOp.64-2

感想に関しては次の3点について記したいと思います。
1.佐川文庫における本リサイタルの意味
2.演奏感想
3.演奏意図について

1.佐川文庫における本リサイタルの意味
私が知る限り、今回の佐川文庫の藤田氏の出演は、北村朋幹の3回にならぶ最多回数だと思います。
初回が高校生の時、故中村紘子氏の推薦によるデビューリサイタル、
2度目はクララ・ハスキル国際コンクール優勝後の凱旋公演、
そして今回の3回目はチャイコフスキー国際コンクール第2位後の2度目の凱旋公演。佐川文庫へ帰ってくる度に成長した姿を見せてくれることは、聞き手として嬉しいかぎりです。あのチョ・ソンジンも故中村氏の推薦で、15歳の時にここでデビューリサイタルをし、ショパン国際コンクールで優勝後にここで凱旋公演をしました。私、上記の全てのリサイタルを聴けて幸運だと思っています。才能ある若いピアニストへデビューの機会を提供し、その後の精進で勲章を土産に凱旋公演をするというのは、若手音楽家とホールの理想的な関係じゃないかと思います。三密を防ぐために昼・夜の2公演をやるという英断も、藤田氏と佐川文庫の信頼関係があることを裏付けています。

2.実演の感想
三密を防ぐために観客を減らしたはずなのに、私が聴いた夜公演は7割ぐらいの入場者。人気があるようですね。客層を見ると、東京方面からファンや音楽業界関係者も来ているようでした。
最初に演奏されたモーツァルトのソナタ12番は、昼の部の疲れが残っていたのか、ちょっとボヤッとした演奏。テンポも早めで弾き急いでいる感じ。ただ3つの楽章を続けて演奏し、急→緩→急の流れを一筆書きのように演奏したイメージを感じました。
2曲目ベートーヴェンのソナタ13番は、『幻想曲用ソナタ』という異名があり、楽章間を切れ目なしで演奏するように記されています。1曲目の不調を払拭するかのようにギアチェンジ。ピュアな響きと溢れ出る情熱が交錯するような演奏。特に2楽章の半拍ずらしたリズムは、サラブレッドが疾走する姿が見えた。全体的な緩急のバランスと流れも良かった。標準よりも2分程度早い14分程度の演奏時間。
後半の最初はショパンの3曲。実を言うと私はショパンの音楽はあまり好きじゃない。しかし藤田氏が弾くショパンは嫌いじゃない。メロディよりもハーモニーやリズムに繊細な気配りが利いた演奏でした。特の舟歌ではドビュッシーの音楽のような浮遊感があった。不安定な調性感と重音のトリルがなかなか良かった。ショパンの3楽曲も、間を置かずに続けて演奏されました。
最後の演目はシューマンの『子供の情景』。とても素直な佳演だとは思いますが、ちょっともの足らない。シューマンの“夢の世界”の対極にあるものには素通りした感じだったからです。ただ経験によって解決できる問題かな…と思います。それと印象的な弾き方をしたのは最後の13曲目にあたる「詩人は語る」の演奏前の長い余白を置いたこと。なぜなら1~12曲目までは連続して弾くことで“夢の世界”を表現し、13曲目は現実に戻り詩人のモノローグで締めるというかたちを作っていたと考えられるからです。なかなか面白い演出かもw。
アンコールではラフマニノフの3曲とショパンのワルツ。

3.演奏意図について
今回、4人の作曲家の楽曲が演奏されました。共通して感じられたのは、楽曲をできるだけ連続して演奏し、音楽的な流れが途切れないようなスタイルです。(楽譜に楽章が途切れないように演奏するような指示があったのはベートーヴェンの13番の『幻想風用ソナタ』だけです。)藤田氏は、各作曲家の楽曲を幻想曲風にまとめていた…とは言い切れないにしても、幻想曲がもともと作曲者の自由な想像力に基づいてつくられた曲であるので、そのことを彼流のアイデアを加えて“一篇の詩”のように弾いていたと考えてよいかもしれません。私の予想では、今後、彼はシューベルトの「さすらい人幻想曲」、リストのロ短調ソナタ、シューマンの幻想曲のような長大な「高い山」に挑戦するような気がしました。

余談ですが、アンコールの前に彼のトークがありました。4ヶ月ぶりのリサイタルでかなり緊張していたらしいです。コロナ蟄居中はピアノの練習をしていたことが言うまでもありません。右手の腕に違和感があったので、普段の生活では左手を使うことを意識していたら、左手が特に強化されたそうですw。それが演奏に活かされるようになった…と。なるほどラフマニノフの「楽興の時」第4番は燃焼度が高く圧巻の演奏でしたが、左手の動きは素晴らしかったw。